不動産売却における分筆について!メリットや分筆方法も解説

2024-10-15

不動産売却における分筆について!メリットや分筆方法も解説

何らかの事情で土地を丸ごと売却できず、土地の一部だけを売却したくなる場合もあるでしょう。
このときに必要な手続きとなるのが、土地の分筆です。
今回は、不動産売却における分筆とはどのようなものか触れたうえで、分筆のメリットやデメリット、分筆の方法について解説します。

不動産売却における分筆とは

不動産売却における『分筆』とは、1つの土地を2つの土地に分割する方法です。
分筆により、法務局で登記手続きをすると、それぞれの土地に対して登記簿が作成されます。
1つの土地に対しては、原則として1つの建物しか建てられません。
しかし分筆をすると、土地そのものが2つに分かれるため、2つ以上の建物を建てたり、一部を切り出して売却できたりします。

不動産売却における分筆のメリットとデメリット

不動産売却前に分泌をおこなうと、使い方に合った地目に設定できるため、売却しやすくなることがメリットです。
地目とは「宅地」「山林」など使用目的に応じて設定されるもので、地目の内容によっては建物の建築が制限される場合がありますが、分筆により地目を最適化できます。
大通りに面している土地の場合、分筆して大通りに面していない土地を作ると、土地の評価額が下がって税金が安くなる可能性もあるでしょう。
一方で、分筆により土地の面積が狭くなるため、分筆前と比べて土地の使い勝手が悪くなる可能性がある点はデメリットです。

分筆の方法について

分筆の方法ですが、測量など専門的な知識が必要となるため、分筆業務ができる土地家屋調査士に依頼して手続きを進めるのが基本です。
このとき、分筆する土地の情報が必要になるため、土地の登記簿謄本や測量図などの必要書類を用意して、事前調査をおこないましょう。
次に、土地家屋調査士が現地調査・確定測量をおこなうことによって、正確な境界線の位置や面積、形状を確定させます。
境界線の目印となる境界標を設置し、関係者が現地立会いをおこなって境界線を確認し、問題がなければ分筆登記をして完了です。
なお、分筆登記の手続きに関しても、委任状を用意すれば土地家屋調査士に任せられます。

分筆の方法について

まとめ

不動産売却における土地の分筆とは、1つの土地を2つに分ける手続きのことです。
分筆により地目を変えて売却しやすくなることや、税金が下がる可能性があることがメリットと言えます。
分筆の方法は、土地家屋調査士に依頼して現地調査と確定測量をおこない、登記手続きをするのが基本的な流れです。
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