不動産売却における広告とは？種類・費用負担についてご紹介

不動産を売却するにあたって、広告やその費用負担について疑問に思われていませんか？
不動産売却における広告の種類、費用負担について知っておけば、無駄な出費を省いて効率的に宣伝できます。
そこで今回は、不動産売却における広告の種類、費用負担についてご紹介します。

不動産売却における広告の種類

不動産売却における広告には、新聞やチラシ、インターネット広告、レインズ、現地看板などの種類があります。
新聞やチラシ
新聞に直接広告を載せる、あるいは広告チラシを折り込む方法です。数十万程度の費用がかかりますが、年配の方に効果的にアピールできます。
インターネット広告
大手不動産情報サイトやポータルサイト、不動産会社のWebサイトなどに広告を出す方法です。
広告を出すサイトや期間によって費用が大きく左右されるものの、若い世代に効果的にアピールできます。
インターネットやスマートフォンの広まりにつれて、重要性が増してきました。
レインズ
不動産業者が情報を共有するサイト「レインズ」に掲載してもらう方法であり、無料で全国にアピールできます。
現地看板
現地に看板を出す方法であり、あまり費用をかけず、近くを通りかかる方にアピールできます。

不動産売却の広告費用は誰が負担する？

宅建業法では、販売活動費や不動産業者の交通費、不動産の査定料など、仲介にかかる費用は、すべて仲介手数料から出すように定められています。
そのため、不動産売却における広告費用は、基本的に不動産業者が負担します。
例外的なケースを除き、売主が負担することはありません。

不動産売却の広告費用を売主が負担するケース

不動産売却における広告費用は、基本的に不動産業者が負担しますが、売主が特別に依頼し、事前に承諾した広告に関しては、例外的に実費のみ売主の負担となります。
特別に依頼した広告と判断されるのは、たとえば以下のようなケースです。

●一般例を大幅に上回る高額な広告
●途中解除した専任媒介契約・専属専任媒介契約においておこなわれた広告
●遠方の買主と交渉するための交通費

これらの依頼・承諾は、実費の負担を覚悟したうえでおこないましょう。

まとめ

不動産売却における広告の種類には、新聞やチラシ、インターネット広告、レインズ、現地看板などがあります。
広告費は不動産業者が仲介手数料でまかなうものとされており、基本的に売主が負担する必要はありません。
ただし、売主が特別に依頼し、事前に承諾した広告については、例外的に実費のみを負担する必要があります。
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