特定空家とは?認定基準・指定された場合のリスクを解説

2025-01-21

特定空家とは?認定基準・指定された場合のリスクを解説

売却ができていない旧居や相続した実家などの空き家を所有している方は、誰も住んでいない間も建物の維持・管理をしなければなりません。
適切に管理されないことで状態が悪化し、このまま放置せず改善すべきと行政に判断された空き家のことを「特定空家」と言います。
今回は、特定空家の概要や認定基準、所有する空き家が特定空家に指定されることにはどんなリスクがあるのかを解説します。

特定空家とは

特定空家とは、空家等対策特別措置法のもと、放置し続けると倒壊の危険があったり、手入れがされておらず街の景観を著しく損なっていたりする空き家を特別に指定するものです。
通常の空き家を所有することによる責任内容は、日頃から適切な管理をおこなうことですが、特定空家の所有者の責任内容はより重くなります。
特定空家に指定された原因を取り除くための処置をしなければならず、長らく状況が改善されない場合は強制解体となることもあります。
状況を改善すれば特定空家指定は解除されるため、速やかに対応しましょう。

特定空家の認定基準

特定空家の定義(認定基準)は、以下の4つです。

●そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
●そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
●適切な管理がおこなわれていないことにより著しく景観を損なっている状態
●その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態


放置された空き家の存在が危険なものであったり、周辺住民や地域の迷惑になっていたりすると、特定空家に指定されやすいです。

特定空家に指定された場合のリスク

所有している空き家が特定空家に指定されてしまうと、状況を改善するよう行政指導を受けたり、特例措置の対象外となって固定資産税が増えたりします。
行政からの連絡を受けてもなお対処せず放置を続けていると、最終的には強制解体され、工事にかかった高額な費用を請求されてしまいます。
この負債はたとえ自己破産をしても免責にならず、必ず支払わなければなりません。
空き家を放置した代償はとても高くつくため、そのリスクを理解して日頃から適切に管理することを心がけましょう。

特定空家に指定された場合のリスク

まとめ

特定空家とは、放置を続けることが危険であったり、周囲の迷惑になったりすると認定された空き家のこと。
その定義(認定基準)は4つあり、指定される原因になった箇所が改善されれば指定は解除されます。
特定空家に指定されてもなお放置していると、最終的には強制解体になるリスクがあるため、空き家を所有している場合は日頃から適切に管理してください。
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