不動産の共有名義とは?共有名義のマンションを売却する方法を解説

2025-06-17

不動産の共有名義とは?共有名義のマンションを売却する方法を解説

土地や建物を夫婦など複数の方で所有するケースがありますが、売却する際は、通常の物件とは異なる点に注意が必要です。
この記事では、不動産の共有名義とは何かのほか、注意点をお示しします。
また、共有名義のマンションを売却する方法や、自分の持分のみを売る方法についても解説するので、共有名義のマンションを売りに出す予定の方はお役立てください。

不動産の共有名義とは?マンション売却の基礎知識

マイホームを購入するにあたって、土地や建物を半分ずつ所有する夫婦は珍しくありません。
また、親が亡くなって遺産を分配する際に、実家の所有権を兄弟などで分けるケースがあるでしょう。
共有名義とは、1つの不動産を複数の方が共同で所有する状態を指しており、それぞれが持っている所有権の割合を共有持分と呼びます。
複数の方によって所有する不動産は、所有者が1人の一般的な物件と違い、共有者全員の合意がなければ売却できません。
したがって、売りにくくなるのが問題点の1つにあげられるとともに、遺産相続で分配した物件においては相続人の間でトラブルが起きているケースがあり、注意が必要です。

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共有名義のマンションを売却するときの方法

共有名義のマンションを売るときは共有者全員の同意が必要であり、誰か1人でも反対すると売却を進められなくなります。
共有者は夫婦など2人のケースだけではなく、人数が多いほど合意に達するまでに苦労する可能性があります。
話し合いを円滑に進めトラブルの発生を防ぐよう、他の共有者への対応を弁護士に依頼するのも1つの方法です。
なお、共有者全員の同意によって売買契約を締結できるときには、買い手が単独名義でも構いません。

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共有名義のマンションにおいて自分の持分のみを売却する方法

共有名義のマンションは共有者全員の同意がなければ売れませんが、自分の持分のみであれば、他の共有者の同意を得ずに売却できます。
また、自らが所有する共有持分の権利を売却する相手は、他の共有者に限らず、第三者でも認められています。
ただし、一部の持分のみを取得しても物件を自由に使えるわけではなく、第三者が取引に応じるケースは稀です。
購入希望者をみつけても売買価格は相場を大きく下回るのが一般的であり、他の共有者へ伝えずに売るとトラブルが起きる可能性がある点にも注意しましょう。
なお、他の共有者から権利を買い取ったうえで、マンションの所有を自分だけの単独名義にしてから売りに出す方も少なくありません。
単独名義にできると通常の物件と同様になり、買い手をみつけやすくなるでしょう。

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不動産の共有名義とは?マンション売却の基礎知識

まとめ

共有名義のマンションを売却するときには、共有者全員の同意が必要であり、共有者の人数が多いほど合意に達するまでに苦労する可能性があります。
他の共有者から権利を買い取り、単独名義にしたうえで売却に取り組むのも1つの方法です。
交渉次第ではトラブルに発展する可能性があり、他の共有者への対応を弁護士へ依頼するのが得策かもしれません。
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