築40年の一戸建てでも売却はできる?更地や古家付きでの方法も解説

2025-10-07

築40年の一戸建てでも売却はできる?更地や古家付きでの方法も解説

築年数が経過した一戸建ての売却は、難しいと感じる方のほうが多いのではないでしょうか。
ただし、物件の特性や市場のニーズに応じて、最適な売却方法を選べば、スムーズな取引が可能になります。
本記事では、築40年の一戸建ての売却方法や費用、そして売却成功のためのコツについて解説いたします。

築40年の一戸建てを売却する方法

築40年の住宅は、建物部分の資産価値が下がっているケースが多く、土地としての売却が主流となります。
まず挙げられるのは、建物を解体して更地にして売却する方法です。
更地での販売は、買い手にとって新築の自由度が高く、魅力的に映る可能性があります。
ただし、木造住宅の場合、坪単価3万~5万円前後の解体費用が発生する点に留意が必要です。
次に、建物を残したまま「古家付き土地」として売却する方法もあります。
この場合は、解体費用がかからず、すぐに売却活動を開始できる点がメリットです。
一方で、買主が解体を前提にしている場合、価格交渉で値下げを求められる可能性もあります。
建物の状態が良好であれば、リフォームやリノベーションを施して、中古住宅として販売することも検討できます。
住宅診断を実施し、改善点を明示することで、買主に安心感を提供する効果も期待できるでしょう。

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築40年の一戸建てを売却するときにかかる費用

売却には、必ず発生する費用がいくつかあります。
まず、不動産会社への仲介手数料は法律で上限が定められており、売却価格の3%+6万円に消費税をくわえた金額が目安です。
その他、売買契約書に貼付する印紙代や、住宅ローンが残っていれば、抵当権の抹消登記費用なども発生します。
必要に応じて、建物の解体費用や測量費用、ハウスクリーニング費用なども見込んでおくと安心です。
売却益が出た場合には、譲渡所得税が課税される可能性があります。
ただし、居住用財産の特別控除3,000万円の特例を適用すれば、税負担を軽減できる場合があります。
これらの制度の詳細や適用条件は、不動産会社や税理士に相談して、確認することが大切です。

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築40年の一戸建てを売却するときのコツ

築年数の古い住宅を売却する際は、売り出し方に工夫が必要です。
まずは、あえて解体せずに古家付き土地として販売することで、手間や費用を抑えることができます。
古家を自ら活用したい買主にとっては、かえって魅力的に映ることもあります。
次に、土地の境界線が曖昧なままでは、買主が不安を感じやすくなってしまうでしょう。
売却前に測量をおこない、境界を明確にしておくことで、契約トラブルを防止しやすくなります。
また、雨漏りやシロアリなどの既存不具合については、事前に把握し、瑕疵担保保険への加入や修繕報告の用意が信頼構築につながります。

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築40年の一戸建てを売却するときにかかる費用

まとめ

築40年の一戸建ては、更地や古家付き土地としての売却が主流であり、状態によってはリフォーム販売も可能です。
売却時には、仲介手数料や登記費用、必要に応じて解体や測量の費用も考慮する必要があります。
売却成功には、境界の明確化や不具合対策、信頼できる不動産会社選びが大切となります。
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