2024-12-17
不動産の売却価格は、周辺環境によっても左右され、悪条件がある場合は査定価格が下がります。
それでは、自宅の近くに送電線がある場合は、不動産売却時の査定にどのような影響が生じるのでしょうか。
今回は、送電線の種類についてお伝えしたうえで、送電線の存在が不動産価格に影響するのか、そして不動産評価を調べる方法を解説します。
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ひとことで送電線と言っても、その種類はさまざまで、不動産の売却価格に影響するかどうかは送電線の種類によっても異なります。
まず交流600V以下、直流750V以下の送電線に該当するのが「低圧」です。
交流600V以上7,000V以下、直流750V以上7,000V以下の送電線は「高圧」に該当します。
そして交流・直流ともに7,000V以上の電圧が「特別高圧」です。
家に引き込まれる配電線以外は、不動産価格に影響が生じやすい高圧線のため、近隣に鉄塔がなくても油断はできません。
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結論から申し上げますと、送電線下にある土地の売却価格は、一般的な売却価格よりも安くなる可能性が高いでしょう。
送電線下の土地は建築制限を受け、理想的なデザインや大きさのマイホームを建築できない可能性があるためです。
また、強風時には風切り音による騒音が発生することもあり、これも価格に悪い影響を与える理由のひとつです。
そのため、送電線は嫌悪施設のひとつとしても扱われますが、送電線下に住む場合、電力会社から補償金を受け取れる場合があります。
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高架線下の不動産に対する評価基準はさまざまで、どの評価基準を用いるかは不動産会社によって異なるため、複数の不動産会社に査定を依頼して評価を確認しましょう。
不動産売却の前に確認すべきことは、「地役権設定登記」と「送電線架設保持に関する契約」の2点です。
地役権とは、自分の都合が良いように他人の土地を利用できる権利で、電力会社が土地を自由に利用する代わりに、送電線下の土地の所有者は代償金を受け取れます。
また、地役権を設定する代わりに結ぶ場合があるのは送電線架設保持に関する契約であり、この場合は年払いで代償金が支払われます。
地役権が設定されていない場合は、この契約が締結されているかどうか、電力会社に確認しましょう。
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送電線には「低圧」「高圧」「特別高圧」と3つの種類があります。
送電線下の不動産は建築制限を受けるほか、騒音が発生する可能性もあり、不動産の売却価格に悪い影響が及ぶ場合が多いです。
送電線下の不動産売却を検討している場合は、地役権設定登記や送電線架設保持に関する契約の有無を確認しておきましょう。
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