土地の液状化が関係する不動産を売却!事前に押さえたいポイントを解説

2025-01-14

土地の液状化が関係する不動産を売却!事前に押さえたいポイントを解説

土地の液状化が関係する不動産、たとえば液状化した土地やそこに建つ家などの売却をお考えではないでしょうか。
そもそも土地の液状化とは何か、売却にあたっての注意点などを確認しておくと、不動産をスムーズに売却しやすくなります。
そこで今回は、土地の液状化とは何か、不動産を売却するときの注意点と方法を解説します。

土地の液状化とは?不動産を売却するときの基本

土地の液状化とは、固い地盤が地震によって、液体のように柔らかくなってしまう現象です。
液状化が起きる原因は、地盤を構成している砂や地下水の結びつきが、地震によって失われることです。
結びつきがなくなった砂の粒子は、地下水に浮いてしまうため、地盤がまるで水のように変化します。
液状化がもたらす被害はさまざまで、たとえば地盤沈下、地面の亀裂、地下水の噴出などがあります。
また、建物が沈む、マンホールが浮かび上がるなどの被害も珍しくありません。

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土地の液状化が関係する不動産を売却するときの注意点

液状化した土地やそこに建つ家などを売却するとき、売り方に注意しないと契約不適合責任を問われかねません。
契約不適合責任とは、契約書の記載と合致する不動産を買主まで引き渡す責任です。
売却する土地で過去に起きた液状化は、買主への告知が必要な瑕疵と扱われます。
瑕疵を伝えないまま不動産を売却すると、契約不適合責任により、契約解除や損害賠償などのトラブルに発展するおそれがあります。
なお、液状化のリスクがあるだけで、まだ液状化が起きたことがないなら、買主への事前告知は不要です。
また、液状化の件を買主に伝え、相手が納得したうえで購入したなら、契約不適合責任を問われる心配はありません。
ただし、トラブル防止のため、液状化の件は書面に残しておくことが大事です。

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土地の液状化が関係する不動産を売却する方法

液状化した土地やそこに建つ家などを売却する方法としては、まず買主に告知したうえで売り出す方法が挙げられます。
不動産の状態が買主にしっかり伝わっていれば、売却した建物や土地に瑕疵があっても問題ありません。
ただし、過去に液状化が起きている土地は、売却価格の相場が通常の50~70%となってしまいます。
通常の相場で売却したいときは、地盤の改良工事を事前におこなうのが有効です。
なお、地盤を改良したとしても、過去に液状化したことは買主に伝える必要があります。

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土地の液状化が関係する不動産を売却する方法

まとめ

土地の液状化とは、地盤を構成する砂と地下水の結びつきが地震によって失われ、固かった地盤が水のように変化してしまう現象です。
売却にあたっての注意点は、過去に起きた液状化の件を伝えていないと、契約不適合責任によって契約解除などを求められかねないことです。
売却方法としては、液状化の件を告知したうえで売り出す、事前に地盤を改良するなどが挙げられます。
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