2025-04-22
家の売却にあたり、物件が袋小路にあるときは、価格や売り方などに注意が必要です。
立地の概要や影響などを把握していないと、適切な価格を判断しにくくなり、家をスムーズに売却できないおそれがあります。
そこで今回は、そもそも袋小路とは何か、家の価格にどう影響するのか、有効な売却方法を解説します。
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袋小路とは、奥が行き止まりになっており、とおり抜けができない路地です。
袋小路のメリットは、奥が行き止まりになっている関係で、交通量が少ないことです。
住人以外の車があまり進入せず、スピードも出しにくい環境なので、小さな子どものいるファミリー世帯からは好まれる可能性があります。
デメリットは、前面道路の奥が行き止まりになっているため、災害時の避難経路が限定されることです。
想定される主な避難経路は売主側で事前に確認し、買主までしっかり伝えたいところです。
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家が袋小路にあると、立地の影響で売れにくくなり、売却価格が通常の5~7割程度にまで下がってしまうことがあります。
袋小路にある家が売れにくい主な理由は、建て替えが難しいことです。
家を建て替えるには、接道義務を満たさなくてはなりません。
接道義務とは、敷地が幅4m以上の道路と2m以上にわたって接するように義務付ける規定です。
袋小路にある家は、接道義務を満たせていない関係で、建て替えを許可されないケースがよく見られます。
建て替えができない物件は一般的に評価が低いため、売却価格が下がってしまいます。
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袋小路にある家の売却方法には、まず家の印象を改善することが重要であり、見た目を良くすることで売却の可能性が高まります。
内覧に来た買主に好印象を与えられるよう、水回りの掃除や整理整頓を徹底して、家の清潔感をしっかりアピールしましょう。
接道義務の関係で建て替えが難しい場合には、あらかじめ必要な準備を行い、法的な再建築を可能にしておくことが大切です。
隣地の一部を買い取るなどして敷地の間口を広げ、接道義務を満たすための工夫をすれば、売却がスムーズに進む可能性があります。
さらに、家を解体した後、土地を隣人に売却する方法も選択肢として検討できるでしょう。
隣人にとっては、隣接する土地が敷地拡張に利用できるメリットが大きく、条件次第では相場以上の価格で売れることも期待できます。
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袋小路とは、奥が行き止まりになっている路地であり、交通量が少なくて安全性は高い反面、災害時の避難経路は限定される傾向にあります。
袋小路にある家は、接道義務を満たせていないために建て替えられないケースが多く、売却価格が通常の5~7割程度にまで下がってしまうことがあります。
売却方法としては、家の印象を改善する、対策を講じて再建築を可能としておく、家を解体して更地を隣人に売り込むなどが有効です。
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