リースバックの買戻しの仕組みは?買い戻す際の価格や注意点を解説

2025-07-01

リースバックの買戻しの仕組みは?買い戻す際の価格や注意点を解説

住宅ローンの返済が厳しくなったものの、今の家を手放したくない場合どうすれば良いのでしょうか。
専門会社に売却してから賃貸物件として住み続け、金銭的な余裕が出たら再び取得する方法があります。
こちらの記事では、リースバックの買戻しの仕組みについてお伝えしたうえで、買い戻す際の価格と注意点について解説します。

リースバックをしたあとの買戻しの仕組み

そもそもリースバックとは、セールス・アンド・リース・バックの意味があり、売却・賃貸借契約・買戻しの3つがセットになっているサービスとして広く浸透しました。
ただし、最近では買戻しのみはオプションとなっているケースも増えており、必ずしも買い戻す必要はありません。
買戻しのあるサービスでは、賃貸借契約と再売買の予約契約書を同時に締結すると、将来的に金銭的な余裕ができれば所有権を取り戻せます。
特約事項は決められていないので、家庭の事情や希望にあわせて最適なプランを選ぶようにしましょう。

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リースバックをしたあとの買戻し価格の基準

リースバックをしたあとの買戻し価格の基準は、売却価格に対して1.1〜1.3倍を乗じた金額です。
売ったときよりも10〜30%ほど高い価格でしか売買取引できない可能性が高いので、単純な売買取引の視点でみると損失になります。
比較的物件条件が優れている場合は10%、郊外にあったり築年数が古かったりする物件条件の悪い場合は30%ほど上乗せされます。
なお、リースバックの売却価格は市場相場から70〜90%ほどの金額が相場です。
通常の仲介取引と比べると手元に入る金額は少なくなる点がデメリットですが、将来的に所有権を取り戻せる可能性があるのでメリットにもなり得ます。

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リースバックをしたあとに買戻しをするための注意点

リースバックをしたあとに買戻しをするための注意点として、契約書・滞納・普通借家契約の3点です。
現在はバックをオプションとしているプランも増えているので、必ず契約書に「将来的に売買取引をして所有権を取り戻す」旨を特約で記載するようにしてください。
賃貸借契約を締結している期間中に3か月以上の滞納があると、貸主の判断で強制退去を命じられてしまう可能性があるので、必ず支払い義務はまっとうするようにしましょう。
契約方法には普通借家契約と定期借家契約がありますが、期間満了時に更新できるようにするためには普通借家契約を選ぶべきです。

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リースバックをしたあとの買戻しの仕組み

まとめ

リースバックは、いったん家を手放しても買戻しが可能な仕組みです。
通常の仲介取引と比べて売却額は相場以下になるのに対して、買取額は売却額よりも高くなるので、総合的にみると損失が発生します。
それでも最終的にはマイホームの所有権を取り戻せる可能性があるので、契約内容の特約を設けて売買取引しましょう。
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